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姉妹の誘惑

ー/ー



「お兄ちゃんっ!」
 リビングのソファでくつろいでいる真斗に穂香が後ろから抱きついてきた。
 肩に柔らかい乳房が当たっている。
 穂香を抱いて以来、妙に距離感が近くなっていた。
 向かいのソファでスマホを弄っていた亜希が冷ややかな視線を向けてくる。
 キッチンで夕食の準備をしている仁美はにこやかに新しい兄妹の様子を見つめていた。
 父は書斎で仕事の整理をしている。父に見られなくてよかったと真斗は思う。
 穂香が懐いてくれるのは嬉しいが、あまり馴れ馴れしくすると関係を持ったことがバレてしまうのでは、と真斗は気が気ではない。
 
 夕食後、先に穂香が浴室を使ったので、真斗は自室に戻ろうと階段を昇る。
 二階に立つと、腕を組んだ亜希が部屋の前にいた。
「やっぱ巨乳が好きなの?」
 突然、亜希が言う。
「え?」
「穂香とヤったんでしょ?」
 どうやら亜希にバレているらしい。
 先日の亜希にしろ穂香にしろ、女の勘は鋭い。
「ついこの前まで童貞だったクセに、なに盛ってるの?」
 真斗は苦笑いする。自分が卑屈な表情をしているであろうことは、亜希の冷たい表情でわかる。
「ちょっと来なさいよ」 
 いきなり亜希が真斗の手を取り、自分の部屋に引っ張っていった。
 背中でドアを閉め、亜希が肉体を寄せてきた。
「どうだった? 巨乳の揉み具合は?」
 急な問いに真斗は戸惑う。
「あの大きな尻にもハメたんでしょ?」
 赤裸々な亜希の言葉に、真斗は驚く。
 どうやら亜希は穂香とセックスしたことを怒っているらしい。
 嫉妬、という言葉が頭に浮かんだ。だが、亜希とは恋愛感情なしで肉体を絡めたのだ。
 真斗としても、セックスはしたが亜希に対して特別な想いはない。
 亜希が真斗の胸に密着してきた。乳房の感触が当たる。
「私と穂香、どっちがいいの?」
 亜希の眼は鋭く真斗を突く。思いもしない突然の問いに、真斗は戸惑う。
「亜希さん……まだ俺、亜希さんも穂香ちゃんのことも、よく知らないんだ……」
 亜希は無言で真斗を見つめている。
「性欲に流されてシちゃったのは事実だし、怒っているのなら謝る……」
 亜希は真斗を睨んだまま、真斗から離れると、ホットパンツのボタンを外してファスナーを下ろした。
「え……?」 
 両手でパンティもろとも一気に下して、亜希は下半身裸になった。
「亜希さん!」
 真斗は驚きとともに股間が疼いて膨らんでいくのを感じる。
「今、ココで……私にハメて……」
 予想外の亜希の言葉に、真斗の陰茎が一気に反り上がった。
「ダメだよ、亜希さん……落ち着いて!」
 思わず声を潜める真斗。
 亜希の視線が真斗の股間に落ちた。
「真斗のアソコは落ち着いてないみたいだけど?」
 下半身裸の亜希が、真斗の股間に顎をしゃくってにこりと微笑む。だが眼は笑っていない。
「シないなら、ママにバラすから……」
 仁美の優しい微笑みを真斗は思い浮かべた。自分の娘と関係を持ったことを知った仁美は真斗のことをどう思うだろうか。失望か、落胆か、軽蔑か?
「亜希さん……」
「私は、本気」
 亜希がいきなり真斗のズボンのファスナーを下げ、猛った陰茎を引き出した。
 ぐずぐずしていると穂香が浴室から出てきて気づかれてしまうかもしれない。
 かといってこんな状況でいきなりセックスするのもどうかと思う。
 真斗が躊躇っていると、亜希が真斗の首に腕を絡め、唇を押し付けてきた。
 反射的に舌を絡めてしまう真斗。
(もうヤるしかない……) 
 覚悟を決めた真斗は、亜希の片足に腕をかけて持ち上げると、反り上がった肉槍を亜希の陰唇に当てた。
 亜希は私にハメて、と言った。前戯はいらないだろう。
 腰を動かし角度を決めると、真斗は亜希を一気に貫いた。
「んんっ……はあんっ!」
 対面立位で繋がると、亜希は唇を外して叫んだ。
 真斗はスクワットするように、亜希を垂直に突き上げる。
「あんっ、あんっ、ああんっ!」
 亜希は真斗の首に腕を絡めたまま、上体を反らした。
 家族に気づかれてしまうかもしれない緊張感で真斗の胸が高鳴る。
 眉を歪めて快感に浸っている亜希の顔を、真斗は腰を振り上げながら見つめる。
 優しい仁美や穂香の眼と違い、クールで切れ長な眼をした亜希。
 あらためて美人だと認識する。亜希だけ真斗が知らない父親似なのだろうか。
「ああっ……いいっ!」
 亜希の膣襞が真斗の肉棒を締め付ける。
 愛液が湧き出してきたのか、結合部から、ぬちゃっ、ぬちゃっ、と音が漏れ始めた。
(ああっ……気持ちいいっ……)
 眼の前で美しい顔を歪めて真斗の責めに耐えている亜希。
「亜希さん……後ろから、したい……」
 真斗はまだ亜希をバックからハメていないことに気づき、呟いた。
「あっ……はんっ……」 
 亜希は薄く眼を開いて濃い息を吐くだけだ。
 真斗は床に突っ張っている亜希のもう片方の足を持ち上げた。
「ひゃっ!」
 駅弁スタイルで抱えられた亜希が短い悲鳴を上げる。
 真斗はそのままベッドに亜希を運び、そっと降ろした。
 ゆっくりと陰茎を抜く。愛液で滑って湯気がたっていた。
 亜希は真斗の希望に応えて肉体を翻し、ぷりっとした形のよい小尻を突き出した。
 豊満な穂香の巨尻もよかったが、亜希の逆ハート型の尻も真斗をそそった。
 両手で尻肉を掴み、拡げて陰唇を晒した。
 手を添えて亀頭を挿しこむ。腰を前に進めて亜希の膣襞を裂いていった。
 ずっぽりと亜希の膣に真斗の陰茎がハマり込む。 
 細くくびれた腰に両手を回し、真斗はピストンを開始した。
「あっ、あっ、あっ、うんっ!」
 奥を突かれるたびに、亜希が嬌声を漏らす。
 ぱちん、ぱちん、と尻肉を打つ音が響いた。
「ああっ、いいっ!」
 亜希が髪を振り乱して首を振る。
 再び結合部から淫らな水音が漏れてきた。
 早くも真斗の下腹部の疼きが高まってきた。
 じっくりと亜希と交わった前回とは違い、いきなり始まったセックスのシチュエーションが刺激的すぎたのかもしれない。
「亜希さんっ……射精そうだっ!」
 真斗が亜希の耳元で声を潜めて叫んだ。
 亜希が肉体を揺らしながら、薄目を開けて真斗を見た。
膣内(なか)で……射精して……」
 真斗は猛然と腰を振り上げた。亜希の腰も激しい抽送で浮き気味だ。
 真斗は、ぷりっ、とした亜希の小尻を両手で掴み、陰茎を激しく出し入れした。
「ああっ……イ、イクうううっ!」
 亜希が痙攣すると同時に、真斗の肉棒が爆ぜた。
 肉襞が、うにうにと蠢いて肉棒から精液を吸い尽くそうと絞り込んでくる。
 長い射精を終え、真斗はゆっくりと肉棒を抜いた。
 真斗の形に広がった膣口から白濁液が零れて、ベッドのシーツに落ちた。


「お兄ちゃんっ、いい?」
 ノックもせずに穂香が真斗の部屋に入ってきた。
 ピンクのバスローブに豊満な肉体を包んだ穂香の肌は、湯上りでほんのり紅い。
 開いた胸元の谷間に眼がいってしまう。
 少し濡れた髪も艶めかしい。
 ついさっき亜希と交わった後ろめたさで、真斗は穂香と眼を合わすことができない。
 穂香は椅子に座っている真斗の前に立つと、鼻をくんくんさせた。
 真斗は焦る。亜希に放った精液の残り香が漂っているのだろうか、と気が気ではない。
「お兄ちゃんの匂い……好きっ……」
 穂香はそう言うと、椅子に座る真斗に正面から乗っかってきた。
 椅子が軋み、穂香と抱き合う形になった。穂香のバスローブの前が開き、眼の前にほんのり紅い湯上りの穂香の乳房が晒された。
「穂香ちゃん……まずいよ……」 
 真斗は困惑するが、すでに肉棒は硬直し、穂香の腿に当たってしまっている。
 穂香が乳房を真斗の顔に押し付けてきた。反射的に真斗は乳首を咥えてしまう。
「ああんっ……お兄ちゃんっ、もっと強く、吸って!」
 バスローブが落ち、穂香の艶めかしい肩が晒される。
「ああっ……お兄ちゃんっ……いいっ!」
 穂香は乳首を吸われながら、バスローブをはらりと床に落とした。
 風呂上がりの全裸を晒して、椅子の上の真斗に跨る穂香。
 真斗は乳首を吸いながら、思わず両手で穂香の尻肉を掴んだ。
「あはんっ♡ お兄ちゃんっ……私のおっぱいもお尻も、好きにしてっ♡」
 耳元で囁く穂香の息を感じて、真斗の情欲が沸騰した。
「きゃんっ!」
 真斗は穂香の尻を抱え、立ち上がる。
 驚いた穂香は短い悲鳴をあげながら、咄嗟に真斗の首に両手でぶら下がる。
 真斗は裸の穂香を抱えて歩くと、ベッドの上に落とした。 
「あんっ!」
 穂香がマットレスの上で弾む。巨乳が艶めかしく上下する。
 真斗はズボンとトランクスを同時に下ろし、湯気が立つように硬直したペニスを晒した。
 穂香の瞳が一瞬怯えたような色を見せたが、反り上がった剛直を見て微笑んだ。
 真斗はシャツをボタンを飛ばしながら剝ぐように脱いで全裸になった。
「お兄ちゃん……来て……」
 両手と両脚を開いた穂香が真斗を求めている。
 真斗は穂香の肉にのしかかり、両手で巨乳を掴んだ。指の間から乳肉が零れ、穂香の乳房が歪んだ。
 両手で乳肉を掴みながら人差し指と親指で乳首を抓む。
「ううんっ……いっ、いいっ!」
 穂香の乳首は既に硬直して勃っている。
「あっ、あっ、あはんっ!」
 穂香の嬌声が高まってきた。真斗は穂香の唇を塞ぐ。
「んんっ……ふんっ……ぶちゅっ……」 
 もうそうすることが当たり前のように、二人は熱い息と舌を絡める。
 穂香の指が、腿に当たっている真斗の肉棒を掴んだ。指で剛直を辿り扱き始める。
 真斗も穂香のクリトリスに指を当て、刺激した。
「んんっ……はっ……はあんっ♡」 
 堪らず穂香が唇を外して叫んだ。
「穂香っ……もう、挿入れたいっ!」 
 真斗が下腹部の衝動に突き動かされて欲情を吐露する。
「うん……お兄ちゃん、挿入れていいよっ……」 
 穂香が潤んだ瞳で真斗を見る。
 真斗は肉棒に手を添えることなく、腰を進めて既に穂香の柔らかい腿に当たっている剛直を膣口に当てた。
 ベッドに腕を突いて上体を起こすと、にゅるっ、と肉棒全部が穂香の膣内に呑み込まれた。
「あっ……ああんっ♡」
 一体化した二人の結合部から震えが伝わる。
 真斗は腰を振り始めた。
 うにうにと膣襞が肉棒を包んでいる。その温かく滑った感触で真斗の下腹部から全身に快感の波が拡がった。
「ああっ、気持ちっ……いいっ!」
 顎を反らして天井を仰ぎ、真斗は思わず言葉を漏らす。
 長く強いストロークで穂香の膣にピストンを打ち付けた。
「あんっ、あんっ、うんっ、うんっ……ああんっ♡」
 真斗の動きに合わせて穂香が可愛く喘ぐ。
 横に流れた巨乳が、ぷるんぷるんと揺れ動いていた。
 まだ乾いていない髪が、穂香の頬に絡んでいるのが妙な色気を発しているのを真斗は感じる。
(この娘、本当に俺のことが好きなんだ……)
 照れることなく自分から肉体を押し付けるように絡めてくる穂香の気持ちを推し量った。
(亜希さんは、俺のこと、どう思ってるんだろう?)
 つい先ほど肉体を絡めた義姉のことを真斗は想う。
 穂香とセックスしたことに怒り、強引に真斗を誘った亜希。彼女の言動と行動は、真斗に好意を寄せている証ではないのか、と穂香に抽送しながら真斗は考える。
 隣の亜希の部屋には気配がない。おそらく穂香に続いて入浴しているのだろう。
「あんっ、はんっ……お兄ちゃんっ……」
 穂香が切なげな瞳で肉体を揺らしながら、両手を伸ばしていた。
 亜希のことを考えていた真斗は我に返り、目の前で肉体を絡めている義妹と両手をつなぎ、上体を倒してのしかかる。
 真斗の胸板で穂香の巨乳が潰された。唇をつけ、荒々しく舌を絡める。
(ああっ……凄い、気持ちいいっ……!)
 穂香の柔らかい肉と温かい膣内に包まれて真斗は至福の時間と空間を堪能した。
「んんっ! んっ、んんんっ!」
 穂香が絶頂の叫びを真斗に吸われながら、痙攣している。
 二階には真斗と穂香の二人しかいないとはいえ、エクスタシーの悲鳴が聞かれては不審を抱かれてしまう。真斗は喉の奥で喘ぐ穂香の呻きを唇で抑えながら、腰を振る。
 先ほど亜希に精液を放ったせいか、下腹部が疼いているものの、射精欲は抑え込めていた。
 だがあまり長く穂香と肉体を絡めていると、亜希が入浴を終え部屋に戻ってくるかもしれない。
「穂香……ちゃん、射精すねっ!」
 真斗は愛液に塗れた肉棒を、ずりゅっと膣から抜き、鈴口から精液を放った。
 びゅるっ、びゅるるるるっ、と白濁液が穂香の腹、乳首、顎に降り注ぐ。
 荒い息で巨乳を上下させている穂香の上半身が精液に塗れた。

 穂香が自分の部屋に戻ってすぐに、亜希が隣の部屋に入る気配がした。
 夕食後、連続して義姉と義妹に射精した。
 真斗は姉妹それぞれの誘惑に簡単に屈してしまった。
 お互いのことをよく知る前に、肉体を絡めてしまった真斗。
 彼女たちに対する気持ちや態度を決めるより先に性欲に屈してセックスしてしまった。
 もしどちらか一方が相手だったら悩むことはない。
 今後、それぞれから誘惑されたら、真斗はどうすればいいのだろうか?
 そんなことを考えながらも、真斗の肉体は亜希と穂香と繋がっていた艶めかしい感触を反芻している。 
 


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「お兄ちゃんっ!」
 リビングのソファでくつろいでいる真斗に穂香が後ろから抱きついてきた。
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 穂香を抱いて以来、妙に距離感が近くなっていた。
 向かいのソファでスマホを弄っていた亜希が冷ややかな視線を向けてくる。
 キッチンで夕食の準備をしている仁美はにこやかに新しい兄妹の様子を見つめていた。
 父は書斎で仕事の整理をしている。父に見られなくてよかったと真斗は思う。
 穂香が懐いてくれるのは嬉しいが、あまり馴れ馴れしくすると関係を持ったことがバレてしまうのでは、と真斗は気が気ではない。
 夕食後、先に穂香が浴室を使ったので、真斗は自室に戻ろうと階段を昇る。
 二階に立つと、腕を組んだ亜希が部屋の前にいた。
「やっぱ巨乳が好きなの?」
 突然、亜希が言う。
「え?」
「穂香とヤったんでしょ?」
 どうやら亜希にバレているらしい。
 先日の亜希にしろ穂香にしろ、女の勘は鋭い。
「ついこの前まで童貞だったクセに、なに盛ってるの?」
 真斗は苦笑いする。自分が卑屈な表情をしているであろうことは、亜希の冷たい表情でわかる。
「ちょっと来なさいよ」 
 いきなり亜希が真斗の手を取り、自分の部屋に引っ張っていった。
 背中でドアを閉め、亜希が肉体を寄せてきた。
「どうだった? 巨乳の揉み具合は?」
 急な問いに真斗は戸惑う。
「あの大きな尻にもハメたんでしょ?」
 赤裸々な亜希の言葉に、真斗は驚く。
 どうやら亜希は穂香とセックスしたことを怒っているらしい。
 嫉妬、という言葉が頭に浮かんだ。だが、亜希とは恋愛感情なしで肉体を絡めたのだ。
 真斗としても、セックスはしたが亜希に対して特別な想いはない。
 亜希が真斗の胸に密着してきた。乳房の感触が当たる。
「私と穂香、どっちがいいの?」
 亜希の眼は鋭く真斗を突く。思いもしない突然の問いに、真斗は戸惑う。
「亜希さん……まだ俺、亜希さんも穂香ちゃんのことも、よく知らないんだ……」
 亜希は無言で真斗を見つめている。
「性欲に流されてシちゃったのは事実だし、怒っているのなら謝る……」
 亜希は真斗を睨んだまま、真斗から離れると、ホットパンツのボタンを外してファスナーを下ろした。
「え……?」 
 両手でパンティもろとも一気に下して、亜希は下半身裸になった。
「亜希さん!」
 真斗は驚きとともに股間が疼いて膨らんでいくのを感じる。
「今、ココで……私にハメて……」
 予想外の亜希の言葉に、真斗の陰茎が一気に反り上がった。
「ダメだよ、亜希さん……落ち着いて!」
 思わず声を潜める真斗。
 亜希の視線が真斗の股間に落ちた。
「真斗のアソコは落ち着いてないみたいだけど?」
 下半身裸の亜希が、真斗の股間に顎をしゃくってにこりと微笑む。だが眼は笑っていない。
「シないなら、ママにバラすから……」
 仁美の優しい微笑みを真斗は思い浮かべた。自分の娘と関係を持ったことを知った仁美は真斗のことをどう思うだろうか。失望か、落胆か、軽蔑か?
「亜希さん……」
「私は、本気」
 亜希がいきなり真斗のズボンのファスナーを下げ、猛った陰茎を引き出した。
 ぐずぐずしていると穂香が浴室から出てきて気づかれてしまうかもしれない。
 かといってこんな状況でいきなりセックスするのもどうかと思う。
 真斗が躊躇っていると、亜希が真斗の首に腕を絡め、唇を押し付けてきた。
 反射的に舌を絡めてしまう真斗。
(もうヤるしかない……) 
 覚悟を決めた真斗は、亜希の片足に腕をかけて持ち上げると、反り上がった肉槍を亜希の陰唇に当てた。
 亜希は私にハメて、と言った。前戯はいらないだろう。
 腰を動かし角度を決めると、真斗は亜希を一気に貫いた。
「んんっ……はあんっ!」
 対面立位で繋がると、亜希は唇を外して叫んだ。
 真斗はスクワットするように、亜希を垂直に突き上げる。
「あんっ、あんっ、ああんっ!」
 亜希は真斗の首に腕を絡めたまま、上体を反らした。
 家族に気づかれてしまうかもしれない緊張感で真斗の胸が高鳴る。
 眉を歪めて快感に浸っている亜希の顔を、真斗は腰を振り上げながら見つめる。
 優しい仁美や穂香の眼と違い、クールで切れ長な眼をした亜希。
 あらためて美人だと認識する。亜希だけ真斗が知らない父親似なのだろうか。
「ああっ……いいっ!」
 亜希の膣襞が真斗の肉棒を締め付ける。
 愛液が湧き出してきたのか、結合部から、ぬちゃっ、ぬちゃっ、と音が漏れ始めた。
(ああっ……気持ちいいっ……)
 眼の前で美しい顔を歪めて真斗の責めに耐えている亜希。
「亜希さん……後ろから、したい……」
 真斗はまだ亜希をバックからハメていないことに気づき、呟いた。
「あっ……はんっ……」 
 亜希は薄く眼を開いて濃い息を吐くだけだ。
 真斗は床に突っ張っている亜希のもう片方の足を持ち上げた。
「ひゃっ!」
 駅弁スタイルで抱えられた亜希が短い悲鳴を上げる。
 真斗はそのままベッドに亜希を運び、そっと降ろした。
 ゆっくりと陰茎を抜く。愛液で滑って湯気がたっていた。
 亜希は真斗の希望に応えて肉体を翻し、ぷりっとした形のよい小尻を突き出した。
 豊満な穂香の巨尻もよかったが、亜希の逆ハート型の尻も真斗をそそった。
 両手で尻肉を掴み、拡げて陰唇を晒した。
 手を添えて亀頭を挿しこむ。腰を前に進めて亜希の膣襞を裂いていった。
 ずっぽりと亜希の膣に真斗の陰茎がハマり込む。 
 細くくびれた腰に両手を回し、真斗はピストンを開始した。
「あっ、あっ、あっ、うんっ!」
 奥を突かれるたびに、亜希が嬌声を漏らす。
 ぱちん、ぱちん、と尻肉を打つ音が響いた。
「ああっ、いいっ!」
 亜希が髪を振り乱して首を振る。
 再び結合部から淫らな水音が漏れてきた。
 早くも真斗の下腹部の疼きが高まってきた。
 じっくりと亜希と交わった前回とは違い、いきなり始まったセックスのシチュエーションが刺激的すぎたのかもしれない。
「亜希さんっ……射精そうだっ!」
 真斗が亜希の耳元で声を潜めて叫んだ。
 亜希が肉体を揺らしながら、薄目を開けて真斗を見た。
「|膣内《なか》で……射精して……」
 真斗は猛然と腰を振り上げた。亜希の腰も激しい抽送で浮き気味だ。
 真斗は、ぷりっ、とした亜希の小尻を両手で掴み、陰茎を激しく出し入れした。
「ああっ……イ、イクうううっ!」
 亜希が痙攣すると同時に、真斗の肉棒が爆ぜた。
 肉襞が、うにうにと蠢いて肉棒から精液を吸い尽くそうと絞り込んでくる。
 長い射精を終え、真斗はゆっくりと肉棒を抜いた。
 真斗の形に広がった膣口から白濁液が零れて、ベッドのシーツに落ちた。
「お兄ちゃんっ、いい?」
 ノックもせずに穂香が真斗の部屋に入ってきた。
 ピンクのバスローブに豊満な肉体を包んだ穂香の肌は、湯上りでほんのり紅い。
 開いた胸元の谷間に眼がいってしまう。
 少し濡れた髪も艶めかしい。
 ついさっき亜希と交わった後ろめたさで、真斗は穂香と眼を合わすことができない。
 穂香は椅子に座っている真斗の前に立つと、鼻をくんくんさせた。
 真斗は焦る。亜希に放った精液の残り香が漂っているのだろうか、と気が気ではない。
「お兄ちゃんの匂い……好きっ……」
 穂香はそう言うと、椅子に座る真斗に正面から乗っかってきた。
 椅子が軋み、穂香と抱き合う形になった。穂香のバスローブの前が開き、眼の前にほんのり紅い湯上りの穂香の乳房が晒された。
「穂香ちゃん……まずいよ……」 
 真斗は困惑するが、すでに肉棒は硬直し、穂香の腿に当たってしまっている。
 穂香が乳房を真斗の顔に押し付けてきた。反射的に真斗は乳首を咥えてしまう。
「ああんっ……お兄ちゃんっ、もっと強く、吸って!」
 バスローブが落ち、穂香の艶めかしい肩が晒される。
「ああっ……お兄ちゃんっ……いいっ!」
 穂香は乳首を吸われながら、バスローブをはらりと床に落とした。
 風呂上がりの全裸を晒して、椅子の上の真斗に跨る穂香。
 真斗は乳首を吸いながら、思わず両手で穂香の尻肉を掴んだ。
「あはんっ♡ お兄ちゃんっ……私のおっぱいもお尻も、好きにしてっ♡」
 耳元で囁く穂香の息を感じて、真斗の情欲が沸騰した。
「きゃんっ!」
 真斗は穂香の尻を抱え、立ち上がる。
 驚いた穂香は短い悲鳴をあげながら、咄嗟に真斗の首に両手でぶら下がる。
 真斗は裸の穂香を抱えて歩くと、ベッドの上に落とした。 
「あんっ!」
 穂香がマットレスの上で弾む。巨乳が艶めかしく上下する。
 真斗はズボンとトランクスを同時に下ろし、湯気が立つように硬直したペニスを晒した。
 穂香の瞳が一瞬怯えたような色を見せたが、反り上がった剛直を見て微笑んだ。
 真斗はシャツをボタンを飛ばしながら剝ぐように脱いで全裸になった。
「お兄ちゃん……来て……」
 両手と両脚を開いた穂香が真斗を求めている。
 真斗は穂香の肉にのしかかり、両手で巨乳を掴んだ。指の間から乳肉が零れ、穂香の乳房が歪んだ。
 両手で乳肉を掴みながら人差し指と親指で乳首を抓む。
「ううんっ……いっ、いいっ!」
 穂香の乳首は既に硬直して勃っている。
「あっ、あっ、あはんっ!」
 穂香の嬌声が高まってきた。真斗は穂香の唇を塞ぐ。
「んんっ……ふんっ……ぶちゅっ……」 
 もうそうすることが当たり前のように、二人は熱い息と舌を絡める。
 穂香の指が、腿に当たっている真斗の肉棒を掴んだ。指で剛直を辿り扱き始める。
 真斗も穂香のクリトリスに指を当て、刺激した。
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 堪らず穂香が唇を外して叫んだ。
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 穂香が潤んだ瞳で真斗を見る。
 真斗は肉棒に手を添えることなく、腰を進めて既に穂香の柔らかい腿に当たっている剛直を膣口に当てた。
 ベッドに腕を突いて上体を起こすと、にゅるっ、と肉棒全部が穂香の膣内に呑み込まれた。
「あっ……ああんっ♡」
 一体化した二人の結合部から震えが伝わる。
 真斗は腰を振り始めた。
 うにうにと膣襞が肉棒を包んでいる。その温かく滑った感触で真斗の下腹部から全身に快感の波が拡がった。
「ああっ、気持ちっ……いいっ!」
 顎を反らして天井を仰ぎ、真斗は思わず言葉を漏らす。
 長く強いストロークで穂香の膣にピストンを打ち付けた。
「あんっ、あんっ、うんっ、うんっ……ああんっ♡」
 真斗の動きに合わせて穂香が可愛く喘ぐ。
 横に流れた巨乳が、ぷるんぷるんと揺れ動いていた。
 まだ乾いていない髪が、穂香の頬に絡んでいるのが妙な色気を発しているのを真斗は感じる。
(この娘、本当に俺のことが好きなんだ……)
 照れることなく自分から肉体を押し付けるように絡めてくる穂香の気持ちを推し量った。
(亜希さんは、俺のこと、どう思ってるんだろう?)
 つい先ほど肉体を絡めた義姉のことを真斗は想う。
 穂香とセックスしたことに怒り、強引に真斗を誘った亜希。彼女の言動と行動は、真斗に好意を寄せている証ではないのか、と穂香に抽送しながら真斗は考える。
 隣の亜希の部屋には気配がない。おそらく穂香に続いて入浴しているのだろう。
「あんっ、はんっ……お兄ちゃんっ……」
 穂香が切なげな瞳で肉体を揺らしながら、両手を伸ばしていた。
 亜希のことを考えていた真斗は我に返り、目の前で肉体を絡めている義妹と両手をつなぎ、上体を倒してのしかかる。
 真斗の胸板で穂香の巨乳が潰された。唇をつけ、荒々しく舌を絡める。
(ああっ……凄い、気持ちいいっ……!)
 穂香の柔らかい肉と温かい膣内に包まれて真斗は至福の時間と空間を堪能した。
「んんっ! んっ、んんんっ!」
 穂香が絶頂の叫びを真斗に吸われながら、痙攣している。
 二階には真斗と穂香の二人しかいないとはいえ、エクスタシーの悲鳴が聞かれては不審を抱かれてしまう。真斗は喉の奥で喘ぐ穂香の呻きを唇で抑えながら、腰を振る。
 先ほど亜希に精液を放ったせいか、下腹部が疼いているものの、射精欲は抑え込めていた。
 だがあまり長く穂香と肉体を絡めていると、亜希が入浴を終え部屋に戻ってくるかもしれない。
「穂香……ちゃん、射精すねっ!」
 真斗は愛液に塗れた肉棒を、ずりゅっと膣から抜き、鈴口から精液を放った。
 びゅるっ、びゅるるるるっ、と白濁液が穂香の腹、乳首、顎に降り注ぐ。
 荒い息で巨乳を上下させている穂香の上半身が精液に塗れた。
 穂香が自分の部屋に戻ってすぐに、亜希が隣の部屋に入る気配がした。
 夕食後、連続して義姉と義妹に射精した。
 真斗は姉妹それぞれの誘惑に簡単に屈してしまった。
 お互いのことをよく知る前に、肉体を絡めてしまった真斗。
 彼女たちに対する気持ちや態度を決めるより先に性欲に屈してセックスしてしまった。
 もしどちらか一方が相手だったら悩むことはない。
 今後、それぞれから誘惑されたら、真斗はどうすればいいのだろうか?
 そんなことを考えながらも、真斗の肉体は亜希と穂香と繋がっていた艶めかしい感触を反芻している。