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2.旦那様と汗だくスケスケにキュンキュンしたのだが(2/2)

ー/ー



*このエピソードの要素 #汗だく #しっぽり #ロマンス #夫婦愛 #正常位 #中出し



 嫁のへパスミスが、旦那のゴルバッシュの汗だくボディーに発情し、熱中症寸前になったその夜ーー。
 昼の暑さは夜でも衰えることはない。汗の止まらない熱帯夜となった。
 ログハウスの2階にある夫婦の寝室。
 フカフカの羽毛布団を敷いたクイーンサイズのダブルベッドに仲良く並んで寝ている2人。縦幅はへパスミスには広いが、ゴルバッシュにはやや狭そうである。
 ベッドはオークの親族が結婚のお祝いでプレゼントしてくれた物で、樫を使った丈夫な作りだ。

 へパスミスは暑いというのに、ゴルバッシュの腕にしっかりしがみついて寝ている。
 一方、ゴルバッシュは暑さでうなされていた。昼間のように汗だくである。

(あああ暑いっ……!!)
 彼は耐えられず夏用の掛け布団を跳ね除ける。
「ほら!離れろ!俺が熱で死ぬ!」
「ぅうん……。」
 寝ぼけて中々離さない彼女を無理矢理引き剥がし、ベッドから下りる。
 
「アイツが作った冷風魔法発生装置使うか……。」
 現実世界でいう所の冷房みたいなものである。
 ベッド脇のテーブルにある青いガラス製のシェードランプの紐を引っ張り、スイッチを入れる。すると、ランプの電球部分にあたるガラス玉から冷気の霧が出始めた。
「あーー、何だこれ……。冷えるのに時間かかるのか……?」

 彼は寝ようとベッドに戻った。
 掛け布団をめくった時、彼女の姿が目に入る。

 彼女は肩紐の細い白いタンクトップに、淡いピンクのローライズショーツという素朴な服装。だと言うのに、ゴルバッシュは彼女をマジマジと見ていた。
 体型は手で掴んでも肉がはみ出して余る程の胸や尻とは言え、いつもの魔女か娼婦のような格好と比べたら力は入っていない。
 表情も誘っている訳でもなく、赤子のような無垢な顔でスースー寝息を立てているだけ。格好は横向きで、乳房が縦に柔らかく重なっており、手はまだゴルバッシュを掴んでいるつもりでそのまま。
 少し心を乱される点といえば彼女も汗だくである事。

 月明かりがオイリーな肌を照らす。
 蒸れて暑そうな胸元が呼吸で微かに動く。

「ぁ……ゴル……。ぅん………。」
 潤んだ唇から喘ぐような寝息が溢れる。

(……!)
 その時彼は気付いた。

 自分が彼女に欲情して、肉棒が反応し始めた事に。
 しかも、この平凡な姿の彼女に。
 
(馬鹿な……!?)

 欲情がそうさせたのか、彼はまた一つ気付いてしまう。
 彼女のタンクトップの乳房の先端が尖っている事に。夜は苦しいので下はブラジャーをしていない。
 乳頭に布が汗で張り付き、くっきりしていた。また、透けて見える肌色や乳首のピンク。

(馬鹿か俺は!昼間も似たように汗だくの状態を見たじゃないか!
 普段あれだけ欲情したアイツから乳を見せつけられても、あまりエロいと感じないというに……!
 こういう、アイツが意識して誘っていない時に、こう言う気持ちになる……!アイツの本性は娼婦以下の、性欲の強い、どうしようもない女なのに!)

「ゴル……バ……。っぁ……♡んん……。
 ……き……♡す……き……♡」
 彼女は唇の間から舌をチョロっと出し、幸せそうに寝言を言う。
 多分、夢の中で彼に抱いて貰ってキスをしているのだろう。
 
 彼女は寝返りを打った。
 仰向けになった瞬間、乳房が無造作にフルンと揺れる。ゼリーが横にシェイクするような余韻のある揺れも残る。

「っ!」
 気がつけば、ゴルバッシュは自分の肉棒を握っていた。
 鬱陶しそうに下着を下ろし、更なる快感を求めて扱き始める。

 掛け布団を全部剥ぎ、彼女を起こさないようにそっと覆い被さる。

 乳を目の前に、無意識に口を開いて舌を伸ばすが、寸前で止める。
(ま、まただ……。俺は何をやっている……!)

 彼は彼女が起きないかドキドキしながら黙って肉棒を擦る。
 快感は得たいが、1人で自慰というこの状態を彼女に見られるのは好きじゃないようだ。
 頭を冷やそうと身を起こすが、今度は彼女の股下が気になり始める。
 ショーツも汗で湿って透けている。

 彼は少し足を開いている彼女の両腿の間に顔を寄せた。
 胸元と同じく、股下からも熱気が出ていた。
 愛液の酸味のある香りがする。

 彼は半ばうつ伏せでベッドに肉棒を擦り付けた。シーツが張り付いて絡まる。

 最初は見ているだけで良かったが、段々、「狭い所に挿れたい」と言う自然な欲求が生まれる。
 だが彼はそれを拒み、正座して扱き続ける。

(何故我慢するかって?
 相手は俺が夜這いの一つでもすれば、それを愛だと喜ぶ女だ。望どおりにしてやればいい。
 なのにしないのは……俺自身が『誇り高いオークの戦士で、浅はかな男ではない』というプライドがあり、それが邪魔をしているからだと思う。)

 彼に見守られ、何も知らず幸せそうに寝息をたてているへパスミス。

(もしくはコイツの、夢の中でまで俺を好いて愛す姿。
 その無垢な顔を壊してまで、自分の欲求を押し通そうと考えた自分を許せないのだろうな。……いや、そんな風に考える正しい男でありたいと、幼い背伸びをしているのかもしれない。)

 彼がこのまま自慰で済まそうとしたその時ーー。

 彼の膝に、トンっと彼女の爪先が当たる。
 寝ぼけているのではない。彼女は彼に顔を向けていた。
 彼女は彼が肉棒を勃て息を乱しているので、それを見て赤くなってはいるが、できるだけ真面目な顔を繕っている。

 彼は焦って背を向けた。
 その背中に彼女が苛立ちと悲しみの声を投げる。
「……馬鹿!我慢しないで、襲うなり何なりしなさいよ……。」
 貴方の方から積極的に来るの少ないんだから。その素直な気持ち、大事に受け止めさせてよ……。」

 へパスミスは四つん這いで這い、彼と背中合わせになって座った。
「……!」
 サラサラとした彼女の髪が彼の背中に張り付いた感触が伝わり、彼は思わず肉棒を強く握った。
 へパスミスは振り返らず囁く。
「本当に1人でする方が楽で好きなら邪魔しない……。私はこのまま貴方のために寝て忘れる……。」
「……。」
「ねえ、どうしたい?
 いつも貴方は私のわがままに付き合ってくれる……。だから、同じくらい貴方のわがままに振り回されたいの……。」

 彼は思う。
(ああ……そうか。俺がコイツと結婚してもいいと思った理由……。”こういう”所か……。)

 ゴルバッシュは手だけをそっと後ろに伸ばし、彼女の手に触れようとする。
 彼女は彼の要求を理解して、彼の手を引きながら仰向けになった。
 彼女に覆い被さるゴルバッシュ。
 へパスミスはいつもの欲にまみれた顔でなく、恥じらいと憂いのある表情だった。
 彼は彼女に顔を見られぬよう、直ぐに口付けした。
 彼の牙を舐めてから舌を絡ませるヘパスミス。
「ーー……ふ……ぅん……。
 ぁ……♡」
 彼が彼女の背中から尻に触れると、彼女は彼の肉棒が熱を失わないようにそれを預かって、代わりに握って扱いた。
「ぉ……!」
 ヘパスミスが彼の情念を温め、昂めてくれるので、彼は己の欲に従った。

 緊張気味に、彼女の体の汗を舐める。
 耳ーー。
「ぉっ!♡んく~ん……♡」
 腕を上げさせ、脇ーー。
「ぁっはっ……!♡
 んふふふ♡ゃだ、そんな所……♡」
 タンクトップをぐいと捲り、汗で蒸れた乳房ーー。乳頭も含め、うるうるとした滑りと艶めきに包まれている。
「恥ずかしがらなぃで……吸って……♡」
 彼が躊躇いながら齧り付くと、彼女は敢えて何も言わず、微笑んだまま頭を撫でた。
(不思議よね、可愛いって思えるんだから……。
 でも、それを言ったら照れて遠慮しちゃうから言わない……。)
 
 彼は彼女のショーツを奪って、股下を舐めた。
 ヒダやクリトリスを舌で激しく押し上げたり突く。
 限界が近いのか、舌使いが大雑把で速い。
 
「ぃぃわ……♡貴方のだって汁が出ちゃってるし、もう我慢できないでしょ?
 挿れて……♡」
 彼女は肉棒から手を離す。その手は白いベタベタで汚れていた。
「痛くても……知らんぞ……。」

 彼は彼女の両腿を持って股を広げさせた。
 前半自分で扱いて、しかも何かと我慢していたせいで、長くは保たない。
 サッと押し込んで動き始める。
 早くも腰が大きく暴れる。
 太い肉の棒で、膣口がキツそうに一杯に広がる。
「~っっっっ!!!♡」
 へパスミスは挿れ方が急で痛みが少し走ったが、声を我慢した。

 ゴルバッシュは巨体を唸らせて前後する。
 へパスミスは脚を絡ませ、彼の腰にしっかり掴まった。

 体の内部から頭に向かって振動と、快感の電流が流れ、愛液が急激に分泌される。
 ベッドが軋む音と、ジュバジュバと速くなる粘着音。
 仰向けでも身体中がガシガシ揺れるヘパスミス。

「ゴ、ルっ♡!もっと……おもぃきりっ……!♡
 あっぉうンッンッンッンッッンッッンッッンッッッ~~♡!!!」

(ダメ……!私の方が我慢出来ない!♡)

 その時、彼が彼女を呼んだ。
「へ……ヘパスミス……!」
 女を必死に呼ぶなど彼のプライドが許さないが、今は彼女を信じ、薄目で彼女を見つめていた。
「ゴ、ルぅ……!♡
 すっ、ぅんっぅんっぅんっ、きっ、ぅぅんんっっっ~~♡」
 彼女も意識が飛びそうなのを我慢して笑った。

 限界になり、彼の胸にぴったりしがみつくヘパスミス。
 絶頂の声を上げる。
 ビクビクと1人でに上下に跳ね回る腰。
 その腰を目一杯上げて、彼の股間に押し付け痙攣する。
 その時の擦り付けの快感で、潮も漏らす。
「っっっっ~~~!!!♡」

 ゴルバッシュは肉棒の付け根が生暖かいもので濡れるのを感じ、また、亀頭からは膣内が激しく波打つように動くのを感じた。
 乳を自分の胸板に擦りながら、眠りに落ちるような顔をしているヘパスミス。
 彼はその顔を見届け、流した。

 へパスミスはヘトヘトで動けないのを我慢しながら彼の腰を摩った。
「気持ち……良かった……?スッキリするまで全部出してぇ……♡」
 その言葉で緊張が解れ、全ての液が注がれる。



 終わってーー。 

 2人は裸の汗まみれのまま、暫く寄り添って横になっていた。
 やっと、冷風魔法発生装置がまともに送風を始め、熱った体を冷やす。

 へパスミスの股からは汗の他に、彼が多く注ぎ過ぎた液が漏れていた。一方、ゴルバッシュの肉棒は、彼女の愛液まみれで、萎えた後もそれがベットリ付いたままだった。

「今日は何も茶化さないんだな……。」
 ゴルバッシュが窓から見える月を眺めながら言う。
 その横顔を見つめているヘパスミス。
「いつも茶化してなんていないわよ。
 表面はからかっているけど内心は、貴方のせいで、堪らなくて……どうしようもなくなっている。私も、恥ずかしくて素直になれてないだけよ……。」

 



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 昼の暑さは夜でも衰えることはない。汗の止まらない熱帯夜となった。
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 フカフカの羽毛布団を敷いたクイーンサイズのダブルベッドに仲良く並んで寝ている2人。縦幅はへパスミスには広いが、ゴルバッシュにはやや狭そうである。
 ベッドはオークの親族が結婚のお祝いでプレゼントしてくれた物で、樫を使った丈夫な作りだ。
 へパスミスは暑いというのに、ゴルバッシュの腕にしっかりしがみついて寝ている。
 一方、ゴルバッシュは暑さでうなされていた。昼間のように汗だくである。
(あああ暑いっ……!!)
 彼は耐えられず夏用の掛け布団を跳ね除ける。
「ほら!離れろ!俺が熱で死ぬ!」
「ぅうん……。」
 寝ぼけて中々離さない彼女を無理矢理引き剥がし、ベッドから下りる。
「アイツが作った冷風魔法発生装置使うか……。」
 現実世界でいう所の冷房みたいなものである。
 ベッド脇のテーブルにある青いガラス製のシェードランプの紐を引っ張り、スイッチを入れる。すると、ランプの電球部分にあたるガラス玉から冷気の霧が出始めた。
「あーー、何だこれ……。冷えるのに時間かかるのか……?」
 彼は寝ようとベッドに戻った。
 掛け布団をめくった時、彼女の姿が目に入る。
 彼女は肩紐の細い白いタンクトップに、淡いピンクのローライズショーツという素朴な服装。だと言うのに、ゴルバッシュは彼女をマジマジと見ていた。
 体型は手で掴んでも肉がはみ出して余る程の胸や尻とは言え、いつもの魔女か娼婦のような格好と比べたら力は入っていない。
 表情も誘っている訳でもなく、赤子のような無垢な顔でスースー寝息を立てているだけ。格好は横向きで、乳房が縦に柔らかく重なっており、手はまだゴルバッシュを掴んでいるつもりでそのまま。
 少し心を乱される点といえば彼女も汗だくである事。
 月明かりがオイリーな肌を照らす。
 蒸れて暑そうな胸元が呼吸で微かに動く。
「ぁ……ゴル……。ぅん………。」
 潤んだ唇から喘ぐような寝息が溢れる。
(……!)
 その時彼は気付いた。
 自分が彼女に欲情して、肉棒が反応し始めた事に。
 しかも、この平凡な姿の彼女に。
(馬鹿な……!?)
 欲情がそうさせたのか、彼はまた一つ気付いてしまう。
 彼女のタンクトップの乳房の先端が尖っている事に。夜は苦しいので下はブラジャーをしていない。
 乳頭に布が汗で張り付き、くっきりしていた。また、透けて見える肌色や乳首のピンク。
(馬鹿か俺は!昼間も似たように汗だくの状態を見たじゃないか!
 普段あれだけ欲情したアイツから乳を見せつけられても、あまりエロいと感じないというに……!
 こういう、アイツが意識して誘っていない時に、こう言う気持ちになる……!アイツの本性は娼婦以下の、性欲の強い、どうしようもない女なのに!)
「ゴル……バ……。っぁ……♡んん……。
 ……き……♡す……き……♡」
 彼女は唇の間から舌をチョロっと出し、幸せそうに寝言を言う。
 多分、夢の中で彼に抱いて貰ってキスをしているのだろう。
 彼女は寝返りを打った。
 仰向けになった瞬間、乳房が無造作にフルンと揺れる。ゼリーが横にシェイクするような余韻のある揺れも残る。
「っ!」
 気がつけば、ゴルバッシュは自分の肉棒を握っていた。
 鬱陶しそうに下着を下ろし、更なる快感を求めて扱き始める。
 掛け布団を全部剥ぎ、彼女を起こさないようにそっと覆い被さる。
 乳を目の前に、無意識に口を開いて舌を伸ばすが、寸前で止める。
(ま、まただ……。俺は何をやっている……!)
 彼は彼女が起きないかドキドキしながら黙って肉棒を擦る。
 快感は得たいが、1人で自慰というこの状態を彼女に見られるのは好きじゃないようだ。
 頭を冷やそうと身を起こすが、今度は彼女の股下が気になり始める。
 ショーツも汗で湿って透けている。
 彼は少し足を開いている彼女の両腿の間に顔を寄せた。
 胸元と同じく、股下からも熱気が出ていた。
 愛液の酸味のある香りがする。
 彼は半ばうつ伏せでベッドに肉棒を擦り付けた。シーツが張り付いて絡まる。
 最初は見ているだけで良かったが、段々、「狭い所に挿れたい」と言う自然な欲求が生まれる。
 だが彼はそれを拒み、正座して扱き続ける。
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 その無垢な顔を壊してまで、自分の欲求を押し通そうと考えた自分を許せないのだろうな。……いや、そんな風に考える正しい男でありたいと、幼い背伸びをしているのかもしれない。)
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 彼の膝に、トンっと彼女の爪先が当たる。
 寝ぼけているのではない。彼女は彼に顔を向けていた。
 彼女は彼が肉棒を勃て息を乱しているので、それを見て赤くなってはいるが、できるだけ真面目な顔を繕っている。
 彼は焦って背を向けた。
 その背中に彼女が苛立ちと悲しみの声を投げる。
「……馬鹿!我慢しないで、襲うなり何なりしなさいよ……。」
 貴方の方から積極的に来るの少ないんだから。その素直な気持ち、大事に受け止めさせてよ……。」
 へパスミスは四つん這いで這い、彼と背中合わせになって座った。
「……!」
 サラサラとした彼女の髪が彼の背中に張り付いた感触が伝わり、彼は思わず肉棒を強く握った。
 へパスミスは振り返らず囁く。
「本当に1人でする方が楽で好きなら邪魔しない……。私はこのまま貴方のために寝て忘れる……。」
「……。」
「ねえ、どうしたい?
 いつも貴方は私のわがままに付き合ってくれる……。だから、同じくらい貴方のわがままに振り回されたいの……。」
 彼は思う。
(ああ……そうか。俺がコイツと結婚してもいいと思った理由……。”こういう”所か……。)
 ゴルバッシュは手だけをそっと後ろに伸ばし、彼女の手に触れようとする。
 彼女は彼の要求を理解して、彼の手を引きながら仰向けになった。
 彼女に覆い被さるゴルバッシュ。
 へパスミスはいつもの欲にまみれた顔でなく、恥じらいと憂いのある表情だった。
 彼は彼女に顔を見られぬよう、直ぐに口付けした。
 彼の牙を舐めてから舌を絡ませるヘパスミス。
「ーー……ふ……ぅん……。
 ぁ……♡」
 彼が彼女の背中から尻に触れると、彼女は彼の肉棒が熱を失わないようにそれを預かって、代わりに握って扱いた。
「ぉ……!」
 ヘパスミスが彼の情念を温め、昂めてくれるので、彼は己の欲に従った。
 緊張気味に、彼女の体の汗を舐める。
 耳ーー。
「ぉっ!♡んく~ん……♡」
 腕を上げさせ、脇ーー。
「ぁっはっ……!♡
 んふふふ♡ゃだ、そんな所……♡」
 タンクトップをぐいと捲り、汗で蒸れた乳房ーー。乳頭も含め、うるうるとした滑りと艶めきに包まれている。
「恥ずかしがらなぃで……吸って……♡」
 彼が躊躇いながら齧り付くと、彼女は敢えて何も言わず、微笑んだまま頭を撫でた。
(不思議よね、可愛いって思えるんだから……。
 でも、それを言ったら照れて遠慮しちゃうから言わない……。)
 彼は彼女のショーツを奪って、股下を舐めた。
 ヒダやクリトリスを舌で激しく押し上げたり突く。
 限界が近いのか、舌使いが大雑把で速い。
「ぃぃわ……♡貴方のだって汁が出ちゃってるし、もう我慢できないでしょ?
 挿れて……♡」
 彼女は肉棒から手を離す。その手は白いベタベタで汚れていた。
「痛くても……知らんぞ……。」
 彼は彼女の両腿を持って股を広げさせた。
 前半自分で扱いて、しかも何かと我慢していたせいで、長くは保たない。
 サッと押し込んで動き始める。
 早くも腰が大きく暴れる。
 太い肉の棒で、膣口がキツそうに一杯に広がる。
「~っっっっ!!!♡」
 へパスミスは挿れ方が急で痛みが少し走ったが、声を我慢した。
 ゴルバッシュは巨体を唸らせて前後する。
 へパスミスは脚を絡ませ、彼の腰にしっかり掴まった。
 体の内部から頭に向かって振動と、快感の電流が流れ、愛液が急激に分泌される。
 ベッドが軋む音と、ジュバジュバと速くなる粘着音。
 仰向けでも身体中がガシガシ揺れるヘパスミス。
「ゴ、ルっ♡!もっと……おもぃきりっ……!♡
 あっぉうンッンッンッンッッンッッンッッンッッッ~~♡!!!」
(ダメ……!私の方が我慢出来ない!♡)
 その時、彼が彼女を呼んだ。
「へ……ヘパスミス……!」
 女を必死に呼ぶなど彼のプライドが許さないが、今は彼女を信じ、薄目で彼女を見つめていた。
「ゴ、ルぅ……!♡
 すっ、ぅんっぅんっぅんっ、きっ、ぅぅんんっっっ~~♡」
 彼女も意識が飛びそうなのを我慢して笑った。
 限界になり、彼の胸にぴったりしがみつくヘパスミス。
 絶頂の声を上げる。
 ビクビクと1人でに上下に跳ね回る腰。
 その腰を目一杯上げて、彼の股間に押し付け痙攣する。
 その時の擦り付けの快感で、潮も漏らす。
「っっっっ~~~!!!♡」
 ゴルバッシュは肉棒の付け根が生暖かいもので濡れるのを感じ、また、亀頭からは膣内が激しく波打つように動くのを感じた。
 乳を自分の胸板に擦りながら、眠りに落ちるような顔をしているヘパスミス。
 彼はその顔を見届け、流した。
 へパスミスはヘトヘトで動けないのを我慢しながら彼の腰を摩った。
「気持ち……良かった……?スッキリするまで全部出してぇ……♡」
 その言葉で緊張が解れ、全ての液が注がれる。
 終わってーー。 
 2人は裸の汗まみれのまま、暫く寄り添って横になっていた。
 やっと、冷風魔法発生装置がまともに送風を始め、熱った体を冷やす。
 へパスミスの股からは汗の他に、彼が多く注ぎ過ぎた液が漏れていた。一方、ゴルバッシュの肉棒は、彼女の愛液まみれで、萎えた後もそれがベットリ付いたままだった。
「今日は何も茶化さないんだな……。」
 ゴルバッシュが窓から見える月を眺めながら言う。
 その横顔を見つめているヘパスミス。
「いつも茶化してなんていないわよ。
 表面はからかっているけど内心は、貴方のせいで、堪らなくて……どうしようもなくなっている。私も、恥ずかしくて素直になれてないだけよ……。」