★ ★ ★ ★ ★ リアルな…… ありそうな事ばかりが集まっている感じ。 まぁここまで悪運が積み重なることも稀有であろうから、それが物語になるのだとは思うけれど、なんとなく庶民としては身につまされる気持ちになってしまった
★ ★ ★ ★ ★ 清涼なる風のような作品 競馬の小説は初めてで、あまり知識もないまま読み始めたが 気がつくとどっぷりとハマっていた。 用語とか千メートル◯秒とかすごいのなどうかわかないけれど 馬とジョッキー能登の関係性、駆け引きの緊迫感。 悪意ある人と、優しい人の対比。 虚飾のない素直な感情の吐露…… 全体を通して爽やかにも感じる作品でした。
★ ★ ★ ★ ★ 素敵な世界 まず描写が美しい。 描写を行う言葉のチョイスも素晴らしい。 柑橘系の香りのする……とか 雪と冷気をミントと比喩したり。 あとキャラクタのセリフと感情が生き生きしている。 上質なドラマを見たように脳内で二人が、世界が映像化されるようだ。 本当に素敵でで温かい気持ちになれる作品だった。 ※この作品をスコップした運営の慧眼、ただただ敬服します。
★ ★ ★ ★ ★ 再評価?評価を改める? 凄い……それしか言えない。 各話は独立しているようで絶妙に繋がりを持ち 飄々として気まぐれなだけに見えるメネルが……それだけでは無い。 そして関わる人々の対価は、一見それほどに重くは見えないが 其の実かなり運命に影響を及ぼしていたりもする。 登場人物の設定、状況やバックグラウンドの造詣の深さ そしてそれを確実にバックアップして骨肉となる知識 そのどれもが素晴らしく、また文章も軽快に見えて味わいがあり 続きを、先を、このあとどうなる?と文字数を感じさせないペースで読み上げさせていく。 いかにもすごい文章です!!という派手さはないのだが、落ち着いた中で詳細なディテールを内包するそんな作品である。
★ ★ ★ ★ ★ 生き生きとしている キャラクターが生き生きとしている。 壮大な目的とか、世界規模のなにかがあるわけじゃないのだけれど、登場人物が等身大の悩みと、等身大の希望、そしてささやかな奇跡と偶然をねがい、ソレに気まぐれなメネルが応じる。 報酬や契約に至るやり取りもリアリティがあり、文章も比較的文字量がある割にスルスルと読めて面白い。 この作者さんは、1人称がとても得意なのだろうか? 話ごとに違う主人公にいつの間にか憑依しているかのような一体感を味わえて素晴らしい。
★ ★ ★ ★ ★ 個人的には好きですぞ 悪く言えばよくある話……(ネタ)なのだけれども 書く人が違うと、これほどまでに面白くなるのだろうかと、感心した。 恋人が死んだ系のネタは不肖わたくしも、何度か採用しているのだけれども、わたしの薄っぺらい話よりより興味を引いたし、面白いと感じた。 良かったと思うからこそ、いい作品だからこそ、敢えての批評をさせていただくことをお許し願いたい。 1)体言止め……ではないけれど文章の語尾が単調で、すこしぶつ切り感を抱くのでここを工夫すると化けるかもしれないな、もったいないなと思う次第。 2)最後の本当に最後の最後があっさりとしすぎているのが惜しい気がします。もう少し余韻と言うかあと引くものがアレば、読後感がまた一層の感情を引き出したのではないかなと思います。 上記は、元の作品が良いからこその『あえて』のものですので、ご気分を害していなければ幸い。
★ ★ ★ ★ ★ ありがちだけども 悪く言えばありがちな話なのだけれと、文章の構成とセリフパートの掛け合いのせいか、特に飽きることもダレることも、引っかかることもなくスルスルと読める良い構成。 そして予想はできていたのだけれど、終着に向かっていく流れは気がついたらどんどん引き込まれていき、主人公視点で恐怖を感じながら読み進められた。 この作者さんの作品を今後も追いかけたいと思った。
★ ★ ★ ★ ★ 特別な何かじゃないけれど 特別な設定、関係……そんな物はないけれど 生々しくて素直な文体と、飾り気のない生の気持ちが 描かれていて読んでいてまるでドラマを見ているような気持ちを 抱いた。 それと同時に経験が無いはずなのに、なぜか自分とオーバーラップ するような、奇妙な同一感とでも言うべき感覚も味わう。 短くてするっと読める話だけれど、余韻が残り何度でも読みたくなる 作品だと感じた。 結構なお点前でした……
★ ★ ★ ★ ★ 私が言うのもおこがましいかもしれないが はなしの流れは面白い。 しかし所々で「ん?」と思う描写があるのでそこで引っかかり 読み進める過程が中断するのがもったいないと感じた。 あと接続詞間違い(いわゆる【てにをは】))がちょいちょいあって それがまた引っかかりを生み出すので、惜しいなと感じた。 誤字の多さは私も人のことが言えないので人の振り見て我が振り 直せ……という事で(苦笑) 心理描写が丁寧なところと全くされていないところが目立ち 彼女との再会→断絶→改善の過程での心の動きが感じられず また彼女が10年前に下した決断の動機や理由が見えないため せっかくのすばらしいはなしの構築が、どこか物足りなくなっているところが非常に残念。 ブラッシュアップしたら大化けすると思うので期待してます。
★ ★ ★ ★ ★ 個人的には惜しいと思う 1話を読んでどういう展開になるのかなと期待し 完結してしまった。 もっと膨らませて、もっと魅力的に出来そうな そういう話だったので、少し肩透かしを食らう。 オチも少し弱いというか、とってつけたような感じで せっかくの物語(導入というか1話)なのに 惜しいなと言う感想。 文章としては★5 だけど少し惜しいなって気持ちと 今後に期待という意味で★4評価にしました。
★ ★ ★ ★ ★ なるほど!(膝をたたいて) 出だしから中盤に向かう過程は、するすると引き込まれて サクサクと読み進められるのだが、中盤からちょっと雰囲気が…… そしてあぁなるほどねぇ……あるある……と思いきや…… (この先は実際読んで確かめてください) やられました!いやはやまさか!脱帽です。
★ ★ ★ ★ ★ 短い中に物語がある 読み始めはよくある話に見えたのだけど 主人公の蓮っ葉な言葉遣いと、ループごとに 良くなるように見えて、どんどん狂っていく世界が面白い そして最終最後に、ヒロインが下した決断は…… あとはぜひ読んで堪能してほしいと思います。 ありきたりに見えて、そう来るか!という落ちは なかなかに面白く秀逸だと思いました。
★ ★ ★ ★ ★ すれ違いすぎる思いの果て 姉の視点で紡がれていく物語。 Twinというタイトルの示す通りの双子のやり取りの物語 なのだろうかと思っていたら……。 無邪気で単純、ストレートな思いと 大人の歪でゆがんだ思いが交錯して そんなじれったいような、生々しい 等身大の話。 構成と引き込む力のある文章が素敵でした
★ ★ ★ ★ ★ 奇妙な作品…… ただの日常ものかと思いきや 突然不穏な空気が漂い始めるも 主人公の人柄のせいかそこまで重くもない。 だがヒロイン?の言動や存在がところどころに影を落とす。 そんな中、それまで比較的平穏だった日常が 加速度的に変化していく過程がハラハラする。 そしてその勢いのままヲチへと流れ込むぐいぐい引っ張ていく 文章の力がすごかった。いわゆる「読ませる文章」というやつ。 敢えて、この作品の出来が良いからこその ブラッシュアップの意見を述べさせていただくなら。 1)背後の炎に照らされておなかの傷がはっきり見える 炎(光源)が背後なら、おなかの側は陰になって見えないのではないかと、読みながら「???」となってしまいました。 2)衝撃的な展開だったのに、ヲチの部分でインパクトだけ与えてフォローがない(いまいちすっと入ってこない)部分が、せっかくぐいぐい読ませていく文章の中で、引っ掛かりを覚えもったいない気がしました。 トータルで構成と力のある作品なので、この作者様の作品を今後も追いかけてみたいなと思いました。
★ ★ ★ ★ ★ 不思議な読後感 読み始める。 サクサクと進む話。主人公がふと見かける光景…… なんとなく展開が見えてきたような気もしつつ……。 そして最後の最後。 うっすらと分かっていたのに、なんとなく落ちが見えていたのに なのに「やっぱりそうだったかー」ではなくて「ん?え?」という 不思議な感覚のまま最終行を読んでしまう。 普通ならある程度、こういう落ちが来るのだろうなって予想できた 作品は読み終わったらそれで終わりなのに、この作品は妙に 後を引く。それが何なのかがわからないので、また読んでしまう。 力がある作品なのだろうなと思う。