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第百九十三話 ティティス探索(二)

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 カスパニア軍の警ら隊を避けるためアル達と別れ、ナディアとエルザの二人が入った店は、見世物小屋であった。

 入り口から店の中に続く通路で、二人は店員から料金を求められる。

 店員は二人に告げる。

「一人銅貨二枚だよ」

 ナディアは二人分の料金を払い、二人は店の中に入って行く。

「ナディア。後で払うから」

「銅貨二枚でしょ? 良いわよ。別に」

 薄暗い店の中にはステージが造られてあり、その前には観客席が並んでいて、既に三十人ほど観客も入っていた。

 観客の中には大勢の女性客もおり、見世物を楽しんでいるようであった。

 二人が観客席に着くと、ちょうど次の見世物が始まる。




 ステージの袖から中央へ、車輪が付いた台車が引き出されてくる。

 台車の上には、全裸の男が四つん這いの体勢で鉄鎖に繋がれ固定されていた。

 ナディアとエルザは、台車に固定されてステージ中央に引き出されてきた全裸の男を見て驚く。

「ナディア! あれ!」

「ええ、間違い無いわ」

 瓶底眼鏡(びんぞこめがね)、オカッパ頭、出っ歯で小柄のネズミのような、神経質そうな小男。

 ステージ中央に引き出されてきた全裸の男は、キャスパー・ヨーイチ三世であった。



 観客たちは、台車に鉄鎖で固定されてステージ中央に引き出されたキャスパーを見て、口々に笑う。

「わはははは」

「見ろ、あのチ●●ン! あんなに小さい! 皮まで被ってるぞ!」

 キャスパーは、全裸で衆目に晒されながら叫ぶ。

「お前らぁ! 何がおかしい!? 笑うなぁ!」

 次にステージの袖から大型犬が引き出されてくる。

 犬は、台車に四つん這いに固定されている全裸のキャスパーを見て、低い唸り声を上げる。

「ウウウウ……」

 しかし、犬は何かに気が付いたように、鼻をクンクンさせながら四つん這いのキャスパーの尻に鼻先を近付けていく。

 キャスパーは犬を追い払おうとする。

「シッ! シッ! コラッ! 向こうへ行け!」

 やがて、犬はキャスパーの尻に鼻先を突っ込むと、キャスパーの肛門を舐め始める。

 キャスパーの肛門には、バターが塗り込まれていた。

 犬がバターの塗り込まれたキャスパーの肛門を舐め続けると、次第にキャスパーの小さな男性器が勃起し始め、観客たちはその様子を見て、笑い転げる。

「あはははは!」

「コイツ、犬に尻の穴を舐められて、勃ってやがる!」

「あのオチ●●ン! 赤ちゃんみたい!」

「見て! 勃ってるのに、皮は被ったままよ!」

 キャスパーは叫ぶ。

「お前らぁ! 笑うなぁ!」

 犬は、自分の男性器を膨らませると、後ろから四つん這いのキャスパーの上に被さるように乗り、キャスパーの肛門に自分の男性器をねじ込んでいく。

 犬は興奮していて口を半開きにして舌を出し、必死に腰を振ってキャスパーとの交尾の快感に浸っている様子であった。

「ハフッ! ハフッ! ハフッ!」

 キャスパーは、犬に犯されて絶叫する。

「ぐぁあああ! やめろぉおおお!」

 再び観客たちは、犬に犯されているキャスパーの姿を見て爆笑する。

「わはははは!」

「コイツ! 犬に犯られて、勃ってるのか!」

「やだぁ!」

 キャスパーは、観客に向かって絶叫する。

「見るなぁあ! 笑うなぁああ! お前らぁあああ!」

 犬に犯されながら必死に絶叫するキャスパーを見て、観客たちはますます爆笑していた。

 

 ナディアとエルザは、見世物小屋で犬に犯されているキャスパーを見て、引きつった苦笑いを浮かべながら互いに顔を見合わせる。

 エルザは、ナディアに話し掛ける。

「アイツ、『カスパニアの傭兵団に捕まった』って聞いていたけど、傭兵団から、この街の見世物小屋に売られていたのね」

 ナディアは答える。

「そうみたい」

 エルザは真顔で話す。

「アイツがいくら、オチ●●ンが短小で包茎で、女の子たちから毛嫌いされているからといって、まさか、犬と()ってるとは思わなかったわ!」

 ナディアは、込み上げる笑いを堪えながら答える。

「……アイツの場合、『()()()()()()』というより、『()()()()()()()』だったけど」

 エルザは顔に憐れみをにじませて語る。

「なんて言うか……こう……悲惨過ぎるわね」

 ナディアは、呆れたように答える。

「まぁ、良いんじゃない? ……あいつの場合、仲間から見捨てられるのも、悲惨過ぎる目にあうのも、自業自得だし」

 エルザは、ナディアの言葉に納得したようであった。

「それも、そうね」

 ナディアはエルザに提案する。

「後で、余裕があったら助けてあげましょ」

 エルザはナディアからの提案に同意する。

「そうしましょ」



 ナディアとエルザは、見世物小屋の通路から外の様子をうかがい、カスパニア軍の警ら隊がいなくなったことを確認すると、見世物小屋を後にして街の中心街へと足早に歩いて行った。



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 カスパニア軍の警ら隊を避けるためアル達と別れ、ナディアとエルザの二人が入った店は、見世物小屋であった。
 入り口から店の中に続く通路で、二人は店員から料金を求められる。
 店員は二人に告げる。
「一人銅貨二枚だよ」
 ナディアは二人分の料金を払い、二人は店の中に入って行く。
「ナディア。後で払うから」
「銅貨二枚でしょ? 良いわよ。別に」
 薄暗い店の中にはステージが造られてあり、その前には観客席が並んでいて、既に三十人ほど観客も入っていた。
 観客の中には大勢の女性客もおり、見世物を楽しんでいるようであった。
 二人が観客席に着くと、ちょうど次の見世物が始まる。
 ステージの袖から中央へ、車輪が付いた台車が引き出されてくる。
 台車の上には、全裸の男が四つん這いの体勢で鉄鎖に繋がれ固定されていた。
 ナディアとエルザは、台車に固定されてステージ中央に引き出されてきた全裸の男を見て驚く。
「ナディア! あれ!」
「ええ、間違い無いわ」
 |瓶底眼鏡《びんぞこめがね》、オカッパ頭、出っ歯で小柄のネズミのような、神経質そうな小男。
 ステージ中央に引き出されてきた全裸の男は、キャスパー・ヨーイチ三世であった。
 観客たちは、台車に鉄鎖で固定されてステージ中央に引き出されたキャスパーを見て、口々に笑う。
「わはははは」
「見ろ、あのチ●●ン! あんなに小さい! 皮まで被ってるぞ!」
 キャスパーは、全裸で衆目に晒されながら叫ぶ。
「お前らぁ! 何がおかしい!? 笑うなぁ!」
 次にステージの袖から大型犬が引き出されてくる。
 犬は、台車に四つん這いに固定されている全裸のキャスパーを見て、低い唸り声を上げる。
「ウウウウ……」
 しかし、犬は何かに気が付いたように、鼻をクンクンさせながら四つん這いのキャスパーの尻に鼻先を近付けていく。
 キャスパーは犬を追い払おうとする。
「シッ! シッ! コラッ! 向こうへ行け!」
 やがて、犬はキャスパーの尻に鼻先を突っ込むと、キャスパーの肛門を舐め始める。
 キャスパーの肛門には、バターが塗り込まれていた。
 犬がバターの塗り込まれたキャスパーの肛門を舐め続けると、次第にキャスパーの小さな男性器が勃起し始め、観客たちはその様子を見て、笑い転げる。
「あはははは!」
「コイツ、犬に尻の穴を舐められて、勃ってやがる!」
「あのオチ●●ン! 赤ちゃんみたい!」
「見て! 勃ってるのに、皮は被ったままよ!」
 キャスパーは叫ぶ。
「お前らぁ! 笑うなぁ!」
 犬は、自分の男性器を膨らませると、後ろから四つん這いのキャスパーの上に被さるように乗り、キャスパーの肛門に自分の男性器をねじ込んでいく。
 犬は興奮していて口を半開きにして舌を出し、必死に腰を振ってキャスパーとの交尾の快感に浸っている様子であった。
「ハフッ! ハフッ! ハフッ!」
 キャスパーは、犬に犯されて絶叫する。
「ぐぁあああ! やめろぉおおお!」
 再び観客たちは、犬に犯されているキャスパーの姿を見て爆笑する。
「わはははは!」
「コイツ! 犬に犯られて、勃ってるのか!」
「やだぁ!」
 キャスパーは、観客に向かって絶叫する。
「見るなぁあ! 笑うなぁああ! お前らぁあああ!」
 犬に犯されながら必死に絶叫するキャスパーを見て、観客たちはますます爆笑していた。
 ナディアとエルザは、見世物小屋で犬に犯されているキャスパーを見て、引きつった苦笑いを浮かべながら互いに顔を見合わせる。
 エルザは、ナディアに話し掛ける。
「アイツ、『カスパニアの傭兵団に捕まった』って聞いていたけど、傭兵団から、この街の見世物小屋に売られていたのね」
 ナディアは答える。
「そうみたい」
 エルザは真顔で話す。
「アイツがいくら、オチ●●ンが短小で包茎で、女の子たちから毛嫌いされているからといって、まさか、犬と|犯《や》ってるとは思わなかったわ!」
 ナディアは、込み上げる笑いを堪えながら答える。
「……アイツの場合、『|犬《・》|と《・》|犯《・》|っ《・》|て《・》|る《・》』というより、『|犬《・》|に《・》|犯《・》|ら《・》|れ《・》|て《・》|る《・》』だったけど」
 エルザは顔に憐れみをにじませて語る。
「なんて言うか……こう……悲惨過ぎるわね」
 ナディアは、呆れたように答える。
「まぁ、良いんじゃない? ……あいつの場合、仲間から見捨てられるのも、悲惨過ぎる目にあうのも、自業自得だし」
 エルザは、ナディアの言葉に納得したようであった。
「それも、そうね」
 ナディアはエルザに提案する。
「後で、余裕があったら助けてあげましょ」
 エルザはナディアからの提案に同意する。
「そうしましょ」
 ナディアとエルザは、見世物小屋の通路から外の様子をうかがい、カスパニア軍の警ら隊がいなくなったことを確認すると、見世物小屋を後にして街の中心街へと足早に歩いて行った。