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第百六十一話 野営訓練(五)

ー/ー



 アレクとルイーゼは風呂から上がり、アレクはルイーゼを背負ったまま、自分達のテントへ歩いて行った。

「よし、次行ってくるわ!」

 アルはそう言うと、鼻歌を歌いながら浴場へと向かう。

 裸になって浴場に入ったアルは、お湯で身体を流し木の樽の浴槽に浸かる。

「イテテ……。()みるなぁ~」
 
 日焼けと海水により、アルの肌にピリピリとした痛みが走る。

 アルは、浴槽に浸かりながら、中堅職である剣闘士(グラディエーター)への転職を考えていた。

(父さんは、戦士から剣闘士(グラディエーター)転職(クラスチェンジ)した。……オレにもできるはず!)

 アルは、浴槽から上がり椅子に腰掛ける。

転職(クラスチェンジ)できるかどうか、試してみるか……)

 アルが椅子に座って考え事をしていると、ナタリーが全裸で浴場に入って来る。

 アルは驚く。

「ナタリー!?」

 ナタリーは、タオルを手に、恥じらいながら答える。

「アルの背中、流しに来たの」

 そう言うと、ナタリーはお湯で身体を流し、木の樽の浴槽に浸かる。

 裸のナタリーを見て、アルは焦ってしどろもどろになる。

「いや、ホラ……。結婚もしてないのに……、その……一緒に……風呂とか……」

 焦るアルの姿を見て、ナタリーは口元に手を当てて悪戯っぽく笑う。

「アルって、真面目なのね」

「そ、そうかな?」

 アルは、後頭部を手で掻いて誤魔化す。 

 ナタリーは、浴槽の木の樽の縁に両手を置くと、その上に顎を乗せ、アルに話し掛ける。

「ねぇ、アル。聞いても良い?」

「良いよ」

「私の事、好き?」

「……好きだよ」

「私も。アルが好き」

「愛してる?」

「愛してる」

「……でも、毎晩、一緒に寝ているのに、アルは、私を抱こうとしないのね」

「それは……」

 アルは夜空を見上げると、ゆっくりと自分の考えを話し始める。

「オレが帝国軍人になって、自分で稼げるようになって、父さんや母さんに頼らないで、自分の力でナタリーと子供を養えるようになってから、って考えているからさ」

「そうなんだ」

 ナタリーは、自分の哲学を語るアルの背中をうっとりと眺め、聞き入る。

「オレの父さんと母さんは帝国軍人(※注1)で、家も貧乏って訳じゃないけど、アレクみたいに小遣いで帝国プラチナ貨(※注2)をジャラジャラ持てるほど、大金持ちって訳でもない」
 
(※注1 帝国軍佐官 年俸700万円~1000万円相当)

(※注2 帝国プラチナ貨:一枚百万円相当)

「父さんや母さんを頼るんじゃなくて、ナタリーと子供は自分の力で幸せにしなきゃ……って思うんだ。一人の男としてね」

 アルは、普段は冗談を言ったり、ふざけたりしているものの、仲間やナタリーの事は、真剣に考えていた。

 アルの哲学を聞いて、ナタリーは微笑みながら答える。

「アル……、立派よ」



 ナタリーは浴槽から上がると、アルの後ろに跪く。

「じっとしててね」

 ナタリーは、石鹸を泡立てたタオルを手にアルの背中を擦り、流し始める。

 ナタリーがアルの背中をタオルで擦って洗っていると、ナタリーの胸がアルの背中に当たる。

 アルは気まずそうに告げる。

「あの……、ナタリー。当たっているんだけど」

「何が?」

「おっ●い」

 ナタリーは、微笑みながら答える。

「もぅ……、こうしちゃうから!」

 ナタリーは、アルの背中に自分の胸を押し当て、後ろから抱き付く。

「いや……、ぷにゅって……」

「アルの背中って、広いわね」

「そう?」

 アルは、父ジカイラに似て筋骨隆々とした体格であり、肩幅も広かった。

 ナタリーがアルの前に回って座ると、アルは焦りながら告げる。

「いや、前は、自分で洗うからいいよ!」

 ナタリーの前にアルのそそり勃つ男性器が現れる。

「ああっ!? アル……、オチ●●ン、勃ってる!」

 ナタリーの裸と胸の感触にアルの身体は反応していた。

 アルのそそり勃つ男性器を見たナタリーは、恥じらいながら男性器の根元を右手で握り、アルに告げる。
 
「いいの。……恥ずかしがらないで」

 そう言うと、ナタリーはアルの男性器を口で咥え、口淫をし始める。

 アルの男性器は、ナタリーの柔らかい肉壺に包まれて吸われ、男性器のエラが頬の内側に擦れ、舌先が裏筋と小帯を舐め上げる。

「……ふっ! ……ううっ!」

 半時ほどで、アルはナタリーの口の中に射精する。

 ナタリーの口の中に脈を打って大量に濃い子種が出され、ナタリーは二回に分けてアルの子種を飲み込むが、むせて咳き込んでしまう。

「ぐっ……、うぷっ! ケホッ! ケホッ!」

 アルはナタリーを気遣う。

「ナタリー、大丈夫?」

 ナタリーは、咳き込んで涙目のまま答える。

「……大丈夫。あんまり濃くて、量が多いから。……むせちゃった。……ずっと、してなかったもんね」

 アルは、照れ臭そうに答える。

「そうだね」

 口淫を終えたナタリーは立ち上がると、アルの頭を自分の胸に抱き締める。

「アル……。私は、他の女の子にアルを取られたくない。ルイーゼは平気みたいだけど、私は嫌。……ずっと私だけを見ていて。……ずっと私の傍にいてね」

「ナタリー……」 



 満天の星空の下で、愛を語らう二人だけの世界には、さざ波の音だけが繰り返し響いていた。




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 アレクとルイーゼは風呂から上がり、アレクはルイーゼを背負ったまま、自分達のテントへ歩いて行った。
「よし、次行ってくるわ!」
 アルはそう言うと、鼻歌を歌いながら浴場へと向かう。
 裸になって浴場に入ったアルは、お湯で身体を流し木の樽の浴槽に浸かる。
「イテテ……。|沁《し》みるなぁ~」
 日焼けと海水により、アルの肌にピリピリとした痛みが走る。
 アルは、浴槽に浸かりながら、中堅職である|剣闘士《グラディエーター》への転職を考えていた。
(父さんは、戦士から|剣闘士《グラディエーター》へ|転職《クラスチェンジ》した。……オレにもできるはず!)
 アルは、浴槽から上がり椅子に腰掛ける。
(|転職《クラスチェンジ》できるかどうか、試してみるか……)
 アルが椅子に座って考え事をしていると、ナタリーが全裸で浴場に入って来る。
 アルは驚く。
「ナタリー!?」
 ナタリーは、タオルを手に、恥じらいながら答える。
「アルの背中、流しに来たの」
 そう言うと、ナタリーはお湯で身体を流し、木の樽の浴槽に浸かる。
 裸のナタリーを見て、アルは焦ってしどろもどろになる。
「いや、ホラ……。結婚もしてないのに……、その……一緒に……風呂とか……」
 焦るアルの姿を見て、ナタリーは口元に手を当てて悪戯っぽく笑う。
「アルって、真面目なのね」
「そ、そうかな?」
 アルは、後頭部を手で掻いて誤魔化す。 
 ナタリーは、浴槽の木の樽の縁に両手を置くと、その上に顎を乗せ、アルに話し掛ける。
「ねぇ、アル。聞いても良い?」
「良いよ」
「私の事、好き?」
「……好きだよ」
「私も。アルが好き」
「愛してる?」
「愛してる」
「……でも、毎晩、一緒に寝ているのに、アルは、私を抱こうとしないのね」
「それは……」
 アルは夜空を見上げると、ゆっくりと自分の考えを話し始める。
「オレが帝国軍人になって、自分で稼げるようになって、父さんや母さんに頼らないで、自分の力でナタリーと子供を養えるようになってから、って考えているからさ」
「そうなんだ」
 ナタリーは、自分の哲学を語るアルの背中をうっとりと眺め、聞き入る。
「オレの父さんと母さんは帝国軍人(※注1)で、家も貧乏って訳じゃないけど、アレクみたいに小遣いで帝国プラチナ貨(※注2)をジャラジャラ持てるほど、大金持ちって訳でもない」
(※注1 帝国軍佐官 年俸700万円~1000万円相当)
(※注2 帝国プラチナ貨:一枚百万円相当)
「父さんや母さんを頼るんじゃなくて、ナタリーと子供は自分の力で幸せにしなきゃ……って思うんだ。一人の男としてね」
 アルは、普段は冗談を言ったり、ふざけたりしているものの、仲間やナタリーの事は、真剣に考えていた。
 アルの哲学を聞いて、ナタリーは微笑みながら答える。
「アル……、立派よ」
 ナタリーは浴槽から上がると、アルの後ろに跪く。
「じっとしててね」
 ナタリーは、石鹸を泡立てたタオルを手にアルの背中を擦り、流し始める。
 ナタリーがアルの背中をタオルで擦って洗っていると、ナタリーの胸がアルの背中に当たる。
 アルは気まずそうに告げる。
「あの……、ナタリー。当たっているんだけど」
「何が?」
「おっ●い」
 ナタリーは、微笑みながら答える。
「もぅ……、こうしちゃうから!」
 ナタリーは、アルの背中に自分の胸を押し当て、後ろから抱き付く。
「いや……、ぷにゅって……」
「アルの背中って、広いわね」
「そう?」
 アルは、父ジカイラに似て筋骨隆々とした体格であり、肩幅も広かった。
 ナタリーがアルの前に回って座ると、アルは焦りながら告げる。
「いや、前は、自分で洗うからいいよ!」
 ナタリーの前にアルのそそり勃つ男性器が現れる。
「ああっ!? アル……、オチ●●ン、勃ってる!」
 ナタリーの裸と胸の感触にアルの身体は反応していた。
 アルのそそり勃つ男性器を見たナタリーは、恥じらいながら男性器の根元を右手で握り、アルに告げる。
「いいの。……恥ずかしがらないで」
 そう言うと、ナタリーはアルの男性器を口で咥え、口淫をし始める。
 アルの男性器は、ナタリーの柔らかい肉壺に包まれて吸われ、男性器のエラが頬の内側に擦れ、舌先が裏筋と小帯を舐め上げる。
「……ふっ! ……ううっ!」
 半時ほどで、アルはナタリーの口の中に射精する。
 ナタリーの口の中に脈を打って大量に濃い子種が出され、ナタリーは二回に分けてアルの子種を飲み込むが、むせて咳き込んでしまう。
「ぐっ……、うぷっ! ケホッ! ケホッ!」
 アルはナタリーを気遣う。
「ナタリー、大丈夫?」
 ナタリーは、咳き込んで涙目のまま答える。
「……大丈夫。あんまり濃くて、量が多いから。……むせちゃった。……ずっと、してなかったもんね」
 アルは、照れ臭そうに答える。
「そうだね」
 口淫を終えたナタリーは立ち上がると、アルの頭を自分の胸に抱き締める。
「アル……。私は、他の女の子にアルを取られたくない。ルイーゼは平気みたいだけど、私は嫌。……ずっと私だけを見ていて。……ずっと私の傍にいてね」
「ナタリー……」 
 満天の星空の下で、愛を語らう二人だけの世界には、さざ波の音だけが繰り返し響いていた。