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第九十六話 アレクとエルザ

ー/ー



 エルザは、隣のベッドでアレクとナディアが愛し合う姿をずっと真剣に見入っていた。

 エルザは、ナディアとの性交を終えて自分のベッドへやって来るアレクと目が合った途端に、ビクンと猫が驚いた時のように獣耳(けもみみ)と尻尾の毛を逆立たせて身体を緊張させる。

 アレクは、ベッドに横たわるエルザの傍らに座ると、エルザを後ろから抱き締めて左手で胸を揉み、右手で秘所を弄る。

 エルザは、アレクの前戯に敏感に反応して悶えながら口を開く。

「あっ……待って! ああっ……まだ、こ、心の準備が……あああっ!」

 エルザは獣人(ビーストマン)三世(クォーター)であり、獣耳(けもみみ)と尻尾があるが、出るところは出て、締まるところは締まっているスタイルの良い肉付きの良い身体をしていた。

 アレクがエルザの胸の双丘を揉みしだくと、既にその頂きは固くなっており、指先で秘所を弄ると秘所から溢れた透明な体液を太腿まで滴らせていた。

 エルザの身体は、隣のベッドでアレクとナディアが愛し合う性交を見て、既に欲情していた。

 アレクはエルザの秘所を弄りながら尋ねる。

「『心の準備』? ……身体のほうは、もう準備できているようだけど? ……オレとナディアがしているところを見て、欲しくなっているんだろ?」

 エルザは、羞恥で真っ赤にした顔で涙目になりながら答える。

「あ~ん、もぅ……。知ってるのに、どうして聞くのッ!? ……初めてなんだから、優しくしてよぉ~」

 アレクはエルザに謝る。

「ごめん。……ちょっと、虐めてみたくなっただけ」

 明るく活発なエルザは、普段、アレクやルイーゼを茶化したり、からかったりしていたが、こうしてベッドの中でアレクに身体を委ねているエルザは、普通の可愛らしい女の子であった。

 アレクがエルザを仰向けに寝かせると、エルザはアレクの首に腕を回してねっとりと舌を絡めてキスする。

 エルザは、アレクの目を見詰め、右手の人差し指でアレクの唇を撫でながら呟く。

「アレク……バカで、単純で、無鉄砲で……。それでいて、真面目で、直向きで、一生懸命で。……私は、目標に向かってひたむきに頑張っている優しいアレクが好き」

 エルザが続ける。

「ルイーゼがアレクに惚れ込むのも判る。……アレクには才能がある。……きっと上級騎士(パラディン)になれるよ」

 エルザは、アレクの頬に両手で触れる。

「もし、……もし、私が人間の女の子で、アレクがルイーゼより先に私に出会っていたら、アレクは私を愛してくれたかな?」

 アレクの目を見詰めるエルザの大きな目に涙が浮かび、零れ落ちる。

「もし、別の世界で、私が人間の女の子だったなら……」

「エルザ……」

 アレクは、右手の親指で頬を伝うエルザの涙を拭うと、エルザに告げる。

「『()()()()』じゃない。オレは、()()()()()()エルザを愛してる。その獣耳(けもみみ)も、尻尾も」

「アレク……」

 アレクは目を潤ませるエルザにキスする。

 アレクは、改めて気付かされた。

 自分のことを想ってくれている、愛してくれているのは、ルイーゼ一人だけではなかった。

 ナディアも、エルザも、自分に想いを寄せてくれていた。

 キスし終えると、エルザが右手でアレクの頬を軽くつねる。

「……でも、一番は、ルイーゼなんでしょ?」

 アレクは、正直に答える。

「……うん」

 アレクの答えを聞いたエルザは、つねっていたアレクの頬を撫でながら微笑む。

「……いいの。許してあげる。女の子同士で、話し合って決めたから。ルイーゼが一番で、ナディアが二番、私が三番で、カルラが四番って」

 エルザの言葉を聞いたアレクは、エルザの胸を口で吸いながら右手で胸を揉む。

 エルザは自分の胸を吸い、揉みしだくアレクの頭を撫でながらアレクに話し掛ける。

「あん。もぅ、せっかちなんだから……」

 既に欲情しているエルザの身体は、アレクの前戯に敏感に反応し、喘ぎ出す。

「あっ……ああっ……アレク……上手い」 

「そう? ありがとう」

「……揉み慣れてる手つきがイヤらしい」

 エルザの言葉にアレクは苦笑いする。

 アレクがエルザの両足を開くと、エルザの秘所は透明な体液が溢れ、厚めの肉襞が内側から捲れるようにパックリと開いており、内側のパールピンクの粘膜がヒクヒクと動いてアレクを誘っていた。

 アレクがそそり立つ男性器をエルザの秘所に当てると、エルザが呟く。

「……怖い」

 アレクは微笑んでエルザを諭す。

「大丈夫。痛くないように、優しくするから」

 エルザは頷く。

「……うん」

 アレクは、エルザの秘所に男性器をゆっくりと挿入する。

 破瓜の痛みにエルザの美しい顔が歪む。

「んんっ……くっ……」

 やがて、男性器のエラが秘所の内側を捲り上げる快感に、エルザはアレクに縋り付いて、よがり喘ぎ始める。

「はぅっ……あっ……あああっ」

 男性器を根元まで挿入されたエルザの下半身は、小刻みに痙攣し始める。

 アレクはエルザに告げる。

「いい? 動くよ」

「うん」

 アレクが、ゆっくりと動き始めると、動きに合わせてエルザはよがり、喘ぎ出す。

「ふっ……うっ……うっ……あああッ!」

 次第にエルザの顔は紅潮し、首や胸元まで上せたように紅潮する。

 エルザの秘所から溢れる白濁した体液は、アレクの男性器の背に白い帯のように伝って男性器の根元まで滴り、アレクの腰の動きに合わせて泡立って淫靡な音を立て、エルザの肛門を伝ってシーツに滴り落ちていた。

 白濁した体液を滴らせながら男性器を咥え込んでいる秘所を見るアレクに、エルザは上気して恍惚とした表情で話し掛ける。

「あんまり見ないで……感じているところ、恥ずかしいから……」
 
 アレクはエルザに告げる。

「いい? 射精する(だす)よ」

「……うん」 

 アレクの息使いと動きは激しくなり、エルザの中に射精する。

 アレクの子種が勢い良く出され、子宮の入り口に当たるのと同じタイミングでエルザも性的絶頂に達し、下半身を大きく痙攣させる。

「あぅ……はっ……はあっ……」

 アレクは射精を終えて荒い息遣いのまま、性的絶頂に達してぐったりしているエルザにねっとりと舌を絡ませてキスする。

「んんっ……」

 アレクは、キスを終えるとエルザに尋ねる。

「痛くなかった?」

 エルザは微笑みながら答える。

挿入する(いれる)時、ちょっとね。……気持ち良かった」

 二人は互いに微笑むと、アレクはベッドから起き上がり、服を着始める。

 エルザはアレクに話し掛ける。

「ねぇ……。また、抱いてくれる?」

「うん」

「約束よ!」

「約束する」

 アレクは、性的絶頂に達してベッドで動けないエルザの額に軽くキスすると、エルザとナディアの部屋を後にした。
 



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 エルザは、隣のベッドでアレクとナディアが愛し合う姿をずっと真剣に見入っていた。
 エルザは、ナディアとの性交を終えて自分のベッドへやって来るアレクと目が合った途端に、ビクンと猫が驚いた時のように|獣耳《けもみみ》と尻尾の毛を逆立たせて身体を緊張させる。
 アレクは、ベッドに横たわるエルザの傍らに座ると、エルザを後ろから抱き締めて左手で胸を揉み、右手で秘所を弄る。
 エルザは、アレクの前戯に敏感に反応して悶えながら口を開く。
「あっ……待って! ああっ……まだ、こ、心の準備が……あああっ!」
 エルザは|獣人《ビーストマン》|三世《クォーター》であり、|獣耳《けもみみ》と尻尾があるが、出るところは出て、締まるところは締まっているスタイルの良い肉付きの良い身体をしていた。
 アレクがエルザの胸の双丘を揉みしだくと、既にその頂きは固くなっており、指先で秘所を弄ると秘所から溢れた透明な体液を太腿まで滴らせていた。
 エルザの身体は、隣のベッドでアレクとナディアが愛し合う性交を見て、既に欲情していた。
 アレクはエルザの秘所を弄りながら尋ねる。
「『心の準備』? ……身体のほうは、もう準備できているようだけど? ……オレとナディアがしているところを見て、欲しくなっているんだろ?」
 エルザは、羞恥で真っ赤にした顔で涙目になりながら答える。
「あ~ん、もぅ……。知ってるのに、どうして聞くのッ!? ……初めてなんだから、優しくしてよぉ~」
 アレクはエルザに謝る。
「ごめん。……ちょっと、虐めてみたくなっただけ」
 明るく活発なエルザは、普段、アレクやルイーゼを茶化したり、からかったりしていたが、こうしてベッドの中でアレクに身体を委ねているエルザは、普通の可愛らしい女の子であった。
 アレクがエルザを仰向けに寝かせると、エルザはアレクの首に腕を回してねっとりと舌を絡めてキスする。
 エルザは、アレクの目を見詰め、右手の人差し指でアレクの唇を撫でながら呟く。
「アレク……バカで、単純で、無鉄砲で……。それでいて、真面目で、直向きで、一生懸命で。……私は、目標に向かってひたむきに頑張っている優しいアレクが好き」
 エルザが続ける。
「ルイーゼがアレクに惚れ込むのも判る。……アレクには才能がある。……きっと|上級騎士《パラディン》になれるよ」
 エルザは、アレクの頬に両手で触れる。
「もし、……もし、私が人間の女の子で、アレクがルイーゼより先に私に出会っていたら、アレクは私を愛してくれたかな?」
 アレクの目を見詰めるエルザの大きな目に涙が浮かび、零れ落ちる。
「もし、別の世界で、私が人間の女の子だったなら……」
「エルザ……」
 アレクは、右手の親指で頬を伝うエルザの涙を拭うと、エルザに告げる。
「『|別《・》|の《・》|世《・》|界《・》』じゃない。オレは、|今《・》、|こ《・》|の《・》|世《・》|界《・》|で《・》エルザを愛してる。その|獣耳《けもみみ》も、尻尾も」
「アレク……」
 アレクは目を潤ませるエルザにキスする。
 アレクは、改めて気付かされた。
 自分のことを想ってくれている、愛してくれているのは、ルイーゼ一人だけではなかった。
 ナディアも、エルザも、自分に想いを寄せてくれていた。
 キスし終えると、エルザが右手でアレクの頬を軽くつねる。
「……でも、一番は、ルイーゼなんでしょ?」
 アレクは、正直に答える。
「……うん」
 アレクの答えを聞いたエルザは、つねっていたアレクの頬を撫でながら微笑む。
「……いいの。許してあげる。女の子同士で、話し合って決めたから。ルイーゼが一番で、ナディアが二番、私が三番で、カルラが四番って」
 エルザの言葉を聞いたアレクは、エルザの胸を口で吸いながら右手で胸を揉む。
 エルザは自分の胸を吸い、揉みしだくアレクの頭を撫でながらアレクに話し掛ける。
「あん。もぅ、せっかちなんだから……」
 既に欲情しているエルザの身体は、アレクの前戯に敏感に反応し、喘ぎ出す。
「あっ……ああっ……アレク……上手い」 
「そう? ありがとう」
「……揉み慣れてる手つきがイヤらしい」
 エルザの言葉にアレクは苦笑いする。
 アレクがエルザの両足を開くと、エルザの秘所は透明な体液が溢れ、厚めの肉襞が内側から捲れるようにパックリと開いており、内側のパールピンクの粘膜がヒクヒクと動いてアレクを誘っていた。
 アレクがそそり立つ男性器をエルザの秘所に当てると、エルザが呟く。
「……怖い」
 アレクは微笑んでエルザを諭す。
「大丈夫。痛くないように、優しくするから」
 エルザは頷く。
「……うん」
 アレクは、エルザの秘所に男性器をゆっくりと挿入する。
 破瓜の痛みにエルザの美しい顔が歪む。
「んんっ……くっ……」
 やがて、男性器のエラが秘所の内側を捲り上げる快感に、エルザはアレクに縋り付いて、よがり喘ぎ始める。
「はぅっ……あっ……あああっ」
 男性器を根元まで挿入されたエルザの下半身は、小刻みに痙攣し始める。
 アレクはエルザに告げる。
「いい? 動くよ」
「うん」
 アレクが、ゆっくりと動き始めると、動きに合わせてエルザはよがり、喘ぎ出す。
「ふっ……うっ……うっ……あああッ!」
 次第にエルザの顔は紅潮し、首や胸元まで上せたように紅潮する。
 エルザの秘所から溢れる白濁した体液は、アレクの男性器の背に白い帯のように伝って男性器の根元まで滴り、アレクの腰の動きに合わせて泡立って淫靡な音を立て、エルザの肛門を伝ってシーツに滴り落ちていた。
 白濁した体液を滴らせながら男性器を咥え込んでいる秘所を見るアレクに、エルザは上気して恍惚とした表情で話し掛ける。
「あんまり見ないで……感じているところ、恥ずかしいから……」
 アレクはエルザに告げる。
「いい? |射精する《だす》よ」
「……うん」 
 アレクの息使いと動きは激しくなり、エルザの中に射精する。
 アレクの子種が勢い良く出され、子宮の入り口に当たるのと同じタイミングでエルザも性的絶頂に達し、下半身を大きく痙攣させる。
「あぅ……はっ……はあっ……」
 アレクは射精を終えて荒い息遣いのまま、性的絶頂に達してぐったりしているエルザにねっとりと舌を絡ませてキスする。
「んんっ……」
 アレクは、キスを終えるとエルザに尋ねる。
「痛くなかった?」
 エルザは微笑みながら答える。
「|挿入する《いれる》時、ちょっとね。……気持ち良かった」
 二人は互いに微笑むと、アレクはベッドから起き上がり、服を着始める。
 エルザはアレクに話し掛ける。
「ねぇ……。また、抱いてくれる?」
「うん」
「約束よ!」
「約束する」
 アレクは、性的絶頂に達してベッドで動けないエルザの額に軽くキスすると、エルザとナディアの部屋を後にした。